データ企画 2026-09-22

大学野球の部員数ランキング2026|連盟別の実数と1校あたり平均

大学野球の部員数を調べると、「結局どの大学の野球部がいちばん人数が多いのか」が気になる方は多いと思います。ただし全日本大学野球連盟が公表しているのは大学別の一覧ではなく、加盟連盟(リーグ)ごとの集計です。本記事では2026年5月1日現在の公式データをもとに、全国27連盟・369校・28,166人という全体像を、連盟別の実数と1校あたり平均という2軸で整理します。部員総数の1位は首都大学野球連盟の2,157人、1校あたりの平均では東京六大学野球連盟の162.7人が全国1位です。

大学野球の部員数は2026年5月1日現在で全国369校・28,166人

全日本大学野球連盟の公表値では、2026年5月1日現在の加盟校は369校、部員数は28,166人です。

数字を公表しているのは全日本大学野球連盟

本記事の数値はすべて、全日本大学野球連盟の加盟校部員数一覧 2026年5月1日現在によります。全国27連盟の学年別人数と合計が公表されており、この数値をそのまま引用しています。

学年別の内訳は1年生が最も多い

28,166人の内訳は、1年生8,410人・2年生7,774人・3年生6,524人・4年生5,458人です。1年生が最も多く、学年が上がるほど在籍数が少なくなる形になっています。学年ごとの詳しい比較は、後半の「学年別に見ると上級生ほど人数が少ない」で扱います。

この記事の集計方法と対象範囲

対象は全日本大学野球連盟加盟の全27連盟です。連盟別の順位は公表値をそのまま使用し、除外や独自評価は加えていません。1校あたりの平均部員数のみ、部員数を加盟校数で割って編集部が算出し、小数第2位を四捨五入しています。

大学別の部員数ランキングは公表されていない

公表されているのは連盟単位の集計で、大学ごとの部員数を全国横断で比べられる公式データはありません。

公表の最小単位は「加盟連盟」

公表データの最小単位は大学ではなく連盟です。大学別の全国一覧は存在せず、公式に集計されているのは連盟単位の合計までとなります。特定の大学の正確な部員数を知りたい場合は、その大学の野球部が公表している部員名簿を確認するのが確実です。

連盟登録選手と部員数は別のもの

「連盟登録選手(リーグ戦に登録される選手)」と「部員数(実際に在籍する部員の総数)」は定義が異なります。そのため、登録選手の一覧から連盟全体の部員数を読み取ることはできません。本記事の数字は、全日本大学野球連盟が加盟校から集計した部員数です。

だから本記事は「連盟別」と「1校あたり平均」の2軸で見る

そこで本記事では、連盟別の部員数と、それを加盟校数で割った1校あたりの平均部員数という2つの軸で規模感を整理します。後者は、大学単位でどれくらいの人数が在籍しているのかを見るための目安になります。

連盟別の部員数ランキング(2026年)

総数の1位は首都大学野球連盟の2,157人で、上位には加盟校数の多い連盟が並びます。

順位連盟加盟校数部員数1校あたり
1首都大学野球連盟162,157人134.8人
2東都大学野球連盟221,954人88.8人
3阪神大学野球連盟181,946人108.1人
4愛知大学野球連盟251,934人77.4人
5東京新大学野球連盟241,573人65.5人
6東海地区大学野球連盟211,554人74.0人
7千葉県大学野球連盟171,262人74.2人
8関甲新学生野球連盟191,238人65.2人
9札幌学生野球連盟181,179人65.5人
10中国地区大学野球連盟201,014人50.7人
11近畿学生野球連盟181,011人56.2人
12東京六大学野球連盟6976人162.7人
13神奈川大学野球連盟11936人85.1人
14北東北大学野球連盟16924人57.8人
15関西学生野球連盟6905人150.8人
16九州地区大学野球連盟14854人61.0人
17京滋大学野球連盟12809人67.4人
18南部九州大学野球連盟17743人43.7人
19福岡六大学野球連盟6698人116.3人
20九州六大学野球連盟6685人114.2人
21仙台六大学野球連盟6646人107.7人
22北陸大学野球連盟11635人57.7人
23南東北大学野球連盟8599人74.9人
24関西六大学野球連盟6589人98.2人
25四国地区大学野球連盟12555人46.3人
26広島六大学野球連盟6490人81.7人
27北海道学生野球連盟8300人37.5人

上位5連盟はいずれも加盟校数が16校以上

上位5連盟(首都・東都・阪神・愛知・東京新大学)はいずれも加盟校数が16校以上です。連盟の部員総数は、加盟校数の多さに影響を受けやすいことが分かります。

東京六大学は総数では12位

東京六大学野球連盟は加盟校が6校のみのため、部員総数では976人・12位です。加盟校数が少ない連盟は、総数では上位に来にくい構造です。当メディアがリーグ戦を扱う東京六大学野球 2026年秋季 チーム一覧、東都大学野球1部 2026年秋季 チーム一覧もあわせてご覧ください。

1校あたりの平均部員数ランキング

1校あたりで見ると東京六大学野球連盟の162.7人が全国1位で、全国平均の76.3人の2倍を超えます。

順位連盟加盟校数部員数1校あたり
1東京六大学野球連盟6976人162.7人
2関西学生野球連盟6905人150.8人
3首都大学野球連盟162,157人134.8人
4福岡六大学野球連盟6698人116.3人
5九州六大学野球連盟6685人114.2人
6阪神大学野球連盟181,946人108.1人
7仙台六大学野球連盟6646人107.7人
8関西六大学野球連盟6589人98.2人
9東都大学野球連盟221,954人88.8人
10神奈川大学野球連盟11936人85.1人

1位は東京六大学の162.7人、全国平均は76.3人

全国平均は76.3人(28,166人÷369校・編集部算出)です。1位の東京六大学野球連盟162.7人はその2倍を超え、27連盟で最も少ない北海道学生野球連盟の37.5人とは4倍以上の開きがあります。部員総数では12位だった東京六大学が、1校あたりでは全国1位に入れ替わる形です。

上位には加盟校が6校の連盟が多く並ぶ

上位10連盟のうち6連盟(東京六大学・関西学生・福岡六大学・九州六大学・仙台六大学・関西六大学)は加盟校6校です。加盟校数が少ない連盟ほど1校あたりの平均が高く出やすい傾向がうかがえますが、これはあくまで表から読み取れる傾向で、理由を特定するものではありません。

東都は88.8人で9位

東都大学野球連盟は部員総数では2位(1,954人)ですが、加盟校が22校と多いため、1校あたりでは88.8人・9位です。総数と1校あたりの順位が異なるのは、加盟校数という母数の違いによります。

学年別に見ると上級生ほど人数が少ない

全国では1年生8,410人に対して4年生は5,458人で、学年が上がるほど在籍数が少なくなっています。

区分1年2年3年4年計
全国8,410人7,774人6,524人5,458人28,166人
東京六大学野球連盟250人274人235人217人976人
東都大学野球連盟517人523人484人430人1,954人
首都大学野球連盟616人590人496人455人2,157人

2026年の学年別内訳

全国・東都・首都はいずれも1年生が最も多く、学年が上がるにつれて人数が減っています。一方で東京六大学は2年生274人が1年生250人を上回っており、減り方は連盟によって一様ではありません。

同じ学年を1年追跡すると全国は3年→4年で82.7%

2025年5月1日時点の学年別人数を、2026年の1つ上の学年と比べると、全国では1年→2年93.5%、2年→3年89.8%、3年→4年82.7%でした(編集部算出)。

東京六大学と東都は3年から4年の減り方が全国より小さい

加盟校数が両年で変わらない連盟で見ると、東京六大学(6校)は1年→2年100.7%・2年→3年97.5%・3年→4年98.2%、東都(22校)は96.0%・92.2%・91.1%、首都(16校)は95.0%・94.7%・95.4%でした。

この数字の読み方

これは同じ人を追跡した数字ではなく、各年5月1日時点の連盟全体の在籍数を学年ごとに比べたものです。留年や入部時期、転入なども含まれるため、この差分をそのまま退部者数と読むことはできません。

2025年から2026年で部員数はどう動いたか

全国の部員数は2025年の27,446人から28,166人へ720人増え、減ったのは27連盟のうち5連盟でした。

全国は+720人、加盟校は2校増

全日本大学野球連盟の加盟校部員数一覧 2025年5月1日現在では367校・27,446人でした。2026年は369校・28,166人で、720人・2.6%の増加(編集部算出)です。27連盟のうち増加22連盟、減少5連盟でした。

減った5連盟

関甲新学生野球連盟(1,465人→1,238人・加盟校21→19校)、千葉県大学野球連盟(1,291人→1,262人・加盟校17校で変わらず)、北陸大学野球連盟(659人→635人・加盟校12→11校)、南部九州大学野球連盟(755人→743人・加盟校17校で変わらず)、四国地区大学野球連盟(556人→555人・加盟校12校で変わらず)の5連盟が減少しました。

加盟校数が変わらないまま増えた連盟

加盟校数が変わらず増えた連盟には、神奈川大学野球連盟(861人→936人)、京滋大学野球連盟(734人→809人)、九州地区大学野球連盟(785人→854人)があります。東京六大学(958人→976人)、東都(1,929人→1,954人)、首都(2,107人→2,157人)もいずれも加盟校数は変わらず増加しました。

10年で見ると2018年の29,207人がピーク

全日本大学野球連盟の加盟校数・部員数(年度推移)による直近10年の推移です。

年加盟校数部員数
2017年381校28,998人
2018年381校29,207人
2019年380校28,708人
2020年380校26,907人
2021年377校28,902人
2022年372校28,769人
2023年370校28,252人
2024年368校27,253人
2025年367校27,446人
2026年369校28,166人

ピークは2018年の29,207人で、2026年はこれより1,041人少なく、加盟校も381校から369校へ12校少ない水準です(2020年のみ6月1日現在)。

部員数のデータをどう使うか

部員数は進学先を比べる材料のひとつになりますが、それだけで強さや自分に合うかを判断できるものではありません。

部員数は「同じポジションを争う人数」の目安になる

1校あたりの平均部員数が多い連盟では、同じポジションを争う人数もそれだけ多くなりやすいと考えられます。ただしこれは連盟全体を平均した数字であり、同じ連盟の中でも大学ごとに規模は異なります。出場機会の配分は大学の方針にもよるため、部員数だけで自分に合うかどうかを判断することは難しいと言えます。

部員数と成績は別の指標として見る

部員数は在籍者の規模を示す数字で、リーグ戦の成績とは別の指標です。当メディアがリーグ戦の情報を扱っているのは東京六大学野球連盟と東都大学野球連盟の2連盟で、直近の成績は東京六大学野球 2026年秋季 順位表と東都大学野球1部 2026年秋季 順位表で確認できます(本記事で扱った全国27連盟の部員数データとは範囲が異なります)。

データの更新タイミング

全日本大学野球連盟が公表する部員数データは、毎年5月1日現在の値としてまとめられています。年度が変われば順位の顔ぶれも動くため、他の資料と見比べるときは基準日が同じデータどうしかを確認しておくと誤読を避けられます。

まとめ

あわせて読む: 連盟のしくみを詳しく知りたい方は東京六大学野球・東都大学野球の仕組み解説、シーズンごとの入れ替えについては大学野球の入れ替え戦とは、入部の方法については大学野球部のセレクション・入部もあわせてご覧ください。

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